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小少/日本國 見聞錄

일본의 월별 명칭

by 雜것 2024. 9. 1.
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1月の和風月名・異称

睦月(むつき) : 睦月とは、仲睦まじい月を意味。新年を迎え、家族や親類知人が往来し、仲睦まじくすることに由来。そのほか、'生月(うむつき)'、稲の実をはじめて水に浸す月で'実月(むつき)'が転じたという説もあ

 

正月(しょうがつ)  : 一年の最初の月という意味で、とくに'松の内'をさす。室町時代中期の辞典『壒嚢鈔(あいのうしょう)』によると、「政治に専念した秦の始皇帝の降誕の月を政月(せいぐゎつ)と言っていたものが、正月と書かれるようになり、しゃうぐゎつと改められた」とあ。「正」という字には、正しくする、改めるという意味があ

 

初春月(はつはるづき), 新春(しんしゅん), 孟春(もうしゅん) : 春の初め、新しい春という意味。旧暦の1月は立春に近いこと、立春から二十四節気が始まることから、春は1年の始まりを意味してい。孟春の'孟'という字には、物事の最初という意味があ

 

太郎月(たろうづき) : 太郎には、最初のものごとという意味があるため、最初の月という意味。昔、長男に太郎と名付けることが多かったのは、一番最初の男の子だから。

 

早緑月(さみどりつき) : 旧暦ではこの頃から、しだいに草木に緑が芽吹き始めたことに由来。

 

初空月(はつぞらづき) : 年が改まり初空が見える月という意味があ

 

元月(もとつき/げんげつ), 初月(しょげつ) : 元になる月、始まりとなる月、初めの月という意味。

 

健寅月(けんいんげつ) : 旧暦の1月は、十二支では寅の月にあたることに由来。

 

 

 

2月の和風月名・異称

 

如月(きさらぎ) : 如月にはいくつかの説があ。有力なのは、寒さで衣を更に重ねて着ることから'衣更着(きさらぎ)'とする説で、'着更着(きさらぎ)' '絹更着(きさらぎ)'と書く説もあ。旧暦の2月は現在の3月半ばにあたるので、寒さがぶり返しいったん脱いだ衣を更に着る月という意味。そのほかには、草木が生えはじめる月なので'生更木(きさらぎ)'とする説、陽気が更に増して来るころなので'気更来(きさらぎ)'とする説、草木の芽が張り出す月なので'草木張り月(くさきはりづき)'が転じたとする説などがあ
 如月という漢字は、中国の2月の月名に由来。中国最古の辞書『爾雅(じが)』に「二月を如となす」とあり、厳しい冬が終わり春に向かって万物が動き出す時季という意味が込められてい

 

仲春(ちゅうしゅん) : 季節は初・仲・晩に分けられ、春は初春・仲春・晩春と移っていく。旧暦では1月から3月が春にあたり、2月が仲春となる(新暦では、二十四節気の「啓蟄」から「清明」の期間<3月6日頃から4月4日頃>が仲春)。

 

梅見月(うめみづき) : 梅が咲く季節という意味。旧暦の2月は、現在の3月頃にあた

 

恵風(けいふう) : 恵みの風、春風が吹くころという意味。

 

雪解月(ゆきげづき), 雪消月(ゆききえづき/ゆきけしづき) : 雪が解け始める月という意味。二十四節気では、2月19日頃に、雪から雨へと変わり降り積もった雪や氷が解け出す頃という意味の「雨水(うすい)」になる。

 

木芽月(このめづき) : 木の芽が出る月という意味。

 

雁帰月(かりかえりづき) : 雁(がん、かり)は、冬場は日本、夏場はシベリアで過ごす渡り鳥。秋にやってきた雁が、春が近づき北へ帰っていく頃という意味。七十二候には、'鴻雁北(こうがんかえる)'が4月10日頃にあ

 

令月(れいげつ) : めでたい月、何をするのにも良いとされる月という意味。『万葉集』に「初春の令月にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ」という歌があり、元号'令和'の令はこの歌の令月に由来。

 

 

3月の和風月名・異称

弥生(やよい) :  暖かな陽気にすべての草木がいよいよ茂るという意味の'弥生(いやおい)'がつまって、弥生(やよい)になったとされてい。'弥'にはいよいよ、ますますという意味があり、'生'は草木が芽吹くことを表してい

 

桜月(さくらつき), 花見月(はなみつき), 花月(かげつ), 花咲月(はなさきづき) : 旧暦の3月は、現在の4月頃にあた。桜をはじめ花が咲く季節なので、桜月 / 花見月 / 花月 / 花咲月という異称が生まれ

 

夢見月(ゆめみづき) : 桜には'夢見草'という呼び名があることから、桜が咲く月という意味で'夢見月'という異称が生まれ

 

早花咲月(さはなさきつき) : 花々が咲き誇るのはまだ先ですが、早い花は咲き始め、春の訪れを感じさせてくれる時期という意味。

 

桃月(とうげつ) : 桃の花が咲く月という意味。

 

雛月(ひいなつき), 禊月(けいげつ) : 雛月は雛祭りがある月という意味。禊月は禊を行う上巳の節句(桃の節句)がある月という意味。

 

晩春(ばんしゅん), 春惜月(はるおしみづき) : 旧暦のころは1~3月が春だったため'晩春'。春の最後の月であることから、去り行く春を惜しむ月という意味で'春惜月'。

 

蚕月(さんげつ) : 春蚕(はるこ)の養蚕(ようさん)を始める時期という意味。養蚕は重要な産業のひとつで、蚕(かいこ)は年間を通じて3~4回飼育され

 

竹秋(ちくしゅう), 竹の秋 : この時期に竹の葉が黄色く色づくため、竹にとっては秋にあたるという意味

 

 

 

 

4月の和風月名・異称

卯月(うづき) : 卯の花が盛りを迎える時期なので'卯月'になったといわれてい。卯の花とはウツギの花のことをさし、新暦の今は5~6月に開花すまた、'うづき'の'う'は、苗を植える月という意味の'植(う)、'初' '産'を意味する'う'などの説もあちなみに、大豆食品の'おから'のことを'卯の花'と呼ぶのは、白い色が卯の花に似ているから。

 

卯花月(うのはなづき) : 卯の花が咲く月という意味。

 

植月(うづき/うえつき), 種月(うづき), 田植苗月(たうえなえづき), 苗植月(なえうえづき) : 稲の苗を植える月だから。旧暦では4月に農耕が始まったことから、たくさんの異称が生まれ

 

鳥待月(とりまちづき) :  渡り鳥のホトトギスが渡ってくるのを楽しみに待っていることを表してい。ホトトギスは『万葉集』をはじめ最も多く和歌に詠まれた鳥で、ホトトギスの初音(はつね)を心待ちにしていた。 

 

木葉採月(このはとりつき) : '木葉採月'の木葉は桑の葉をさし、蚕に食べさせるための桑の葉をとる月という意味。

 

夏初月(なつはづき), 夏端月(なつはづき) : 旧暦のころは4~6月が夏だったため、夏の初めの月という意味。

 

麦秋(ばくしゅう) : 麦の収穫をする時期で、麦にとっては秋にあたるという意味。

 

清和月(せいわづき) : 空は晴れて清々しく和やかな時期を表してい

 

乾月(けんげつ) : 古代中国から伝わる易(えき)占いの八卦(はっけ)のひとつ'乾(けん)'の月という意味。
 

 

 

 

5月の和風月名・異称

 

皐月(さつき) :  皐月(さつき)の'さ'には、稲作や田の神様、神に捧げる稲という意味があ。稲作の月、田んぼに早苗(さなえ)を植える月なので'さつき'になった。早苗を植える月という意味の'早苗月(さなえづき)'が略されて'早月(さつき)'となったという説もあが、おおもとの意味は同じ。'さつき'に'皐月'の字を当てるようになったのは、漢字の'皐'には神様に捧げる稲という意味があるから。ちなみに、サツキの花はこの頃に咲くから名付けられたもの。

 

早苗月(さなえづき), 早月(さつき) : 早苗を植える月だから。早苗の'さ'には、稲作や田の神様、神に捧げる稲という意味があ

 

菖蒲月(あやめづき) : 菖蒲の花が咲く月という意味。

 

橘月(たちばなづき) : 橘の花が咲く月という意味。

 

多草月(たぐさづき) : 草がたくさん生い茂る月という意味。

 

田草月(たぐさづき) : 田んぼの中に草が生える月という意味。田植えのことという説と、田んぼの雑草という説があ

 

五月雨月(さみだれづき), 雨月(うげつ), 梅月(ばいげつ) : 旧暦の5月は今の6月頃にあたるため、梅雨の時期を迎え。五月雨(さみだれ)は梅雨の異称で、'五月雨月'は梅雨の月という意味。雨が降る月なので'雨月'。'梅月'は梅雨の梅の字からきてい

 

月不見月(つきみずづき) : 五月雨(梅雨)のため、月が雲に隠れてめったに見られないことから。

 

建午月(げんごげつ), 午の月(うまのつき), 午月(ごげつ) : 古くから中国では、一定の位置にあり動かない北極星を中心に1日1回転する北斗七星に興味を示した。そして、北斗七星のひしゃくの形の柄を表す3つの星を'斗柄(とへい)'と呼び、斗柄が夕方どの方角を指しているかをその方角の十二支に当てはめて各月の名を決めた。これを'月建(げっけん)'という。冬至(旧暦11月)には斗柄が真北を指し、真北は十二支の子の方角のため、建子の月と名づけた。旧暦11月は建子月・子の月・子月、旧暦12月は建丑月・丑の月・丑月、旧暦1月は建寅月・寅の月・寅月……と続き、旧暦5月は建午月・午の月・午月とな

 

 

 

 

6月の和風月名・異称

水無月(みなづき)  : 水無月の由来は諸説あ。'水のある月'説と'水の無い月'説があるのが興味深いところ。'水のある月'説は、水無月の'無'は'ない'のではなく、'神無月(かんなづき)'の'な'と同じく'の'にあたる連体助詞'な'であり、'水の月'という意味だとしてい。また、旧暦の6月は田植えの時期で、田んぼに水を引くので、'水張月(みずはりづき)' '水月(みなづき)に由来するという考え方もあ。'水の無い月'説は、旧暦の6月は梅雨が明けて日照りが続く頃なので、水が涸れて無くなる月だからだと説いていまた、田植えという大仕事をやり尽くすという意味の'皆仕尽(みなしつき)'が変化したという説などもあ

 

青水無月(あおみなづき) : '青'は青葉が茂る時期で、青葉が茂る水の月という意味。

 

鳴神月(なるかみづき), 神鳴月(かみなりづき), 雷月(かみなりづき) : 雷が多い月。'かみなり'の語源は'神鳴り'で、神が鳴らすと捉えられていた。

 

風待月(かぜまちづき), 松風月(まつかぜづき) : 風を待つ(松)月。暑くなり、風が吹くのが待ち遠しい月という意味

 

涼暮月(すずくれづき), 弥涼暮月(いすずくれづき) : 日中は暑いが、夕暮れ時になると気温が下がって涼しくなることから。'弥'には'いよいよ'という意味があ

 

常夏月(とこなつづき) : 常夏の花の盛りの月。常夏とは撫子(なでしこ)の古名で、撫子の花が盛りを迎える月という意味。

 

蝉羽月(せみのはつき) : 旧暦の6月は薄物(うすもの)という薄い単衣(ひとえ)を着始める時期なので、蝉の翅(はね)のような薄い着物を着始める月で'蝉羽月'になった。ちなみに、新暦では7月から薄物を着始める。

 

葵月(あおいづき) : 葵の花が咲く月。葵は夏の季語で、一般的に立葵をさす。立葵は梅雨入りの頃に花が咲き始め、梅雨明けの頃にてっぺんまで花が咲くと言われているので、'梅雨葵'という別名があ

 

 

 

 

 

7月の和風月名・異称

文月(ふづき、ふみづき) :  7月といえば7月7日の七夕が、七夕に詩歌を詠んだり、書物を披(ひら)いて夜風にさらす風習があったことから'文披月(ふみひろげづき、ふみひらきづき)'、稲穂が膨らむ月ということで'穂含月(ほふみづき)' '含み月(ふくみづき)'、これらが転じて'文月(ふづき、ふみづき)'になったといわれている。

 

七夕月(たなばたづき), 七夜月(ななよづき) : 七夕のある月という意味。

 

愛逢月(めであいづき) : 愛し合う織姫と彦星が逢う月という意味。

 

親月(おやづき、しんげつ) : 旧暦では7月に盂蘭盆会(お盆)が行われていたので、人々が親の墓参りに行く月という意味。

 

女郎花月(おみなえしづき) : 女郎花(おみなえし)の花が咲く月という意味。女郎花は秋の七草のひとつで、旧暦では7月頃に咲いた

 

蘭月(らんげつ) : 蘭の花が咲く月という意味。

 

涼月(りょうげつ) : 旧暦7月は厳しい暑さも次第におさまり、涼しくなっていったので涼月。
※ 涼月という言葉には、涼しく感じさせる月の光という意味もあ

 

秋初月(あきはづき) : 旧暦では7月に秋に入ったので、秋の初めの月という意味。

 

建申月(けんしんげつ), 申の月(さるのつき), 申月(しんげつ) :  古くから中国では、一定の位置にあり動かない北極星を中心に1日1回転する北斗七星に興味を示した。そして、北斗七星のひしゃくの形の柄を表す3つの星を'斗柄(とへい)'と呼び、斗柄が夕方どの方角を指しているかをその方角の十二支に当てはめて各月の名を決めた。これを月建(げっけん)という。冬至(旧暦11月)には斗柄が真北を指し、真北は十二支の子の方角のため、建子の月と名づけた。旧暦11月は建子月・子の月・子月、旧暦12月は建丑月・丑の月・丑月、旧暦1月は建寅月・寅の月・寅月……と続き、旧暦7月は建申月・申の月・申月とな

 

 

 

 

8月の和風月名・異称

葉月(はづき、はつき) : 葉の落ちる月'葉落月(はおちづき)'が転じて'葉月'。現代感覚では葉が生い茂る様子を思い浮かべますが、旧暦では7月から秋となるため、秋真っ盛りだった。また、初めて雁が飛来するので'初来月(はつきづき)'、稲の穂が張るので'穂張月(ほはりづき)'が略されたという説もあ

 

秋風月(あきかぜづき) : 旧暦の8月は、現在の暦では9月上旬から10月上旬ごろにあたり、秋風が吹く時期なので秋風月。

 

木染月(こぞめづき), 濃染月(こぞめづき), 紅染月(べにそめづき) : 紅葉が始まり、木々の葉が紅や黄に染まっていくため'木染月(こぞめづき)'と呼ばれ、色濃く染まることから'濃染月(こぞめづき)'とも書。また、紅葉する様子から'紅染月(べにそめづき)'という異称もあ

 

月見月(つきみづき), 観月(かんげつ) : 中秋の名月は旧暦8月15日の月のこと。月見をする月なので'月見月'や'観月'とい

 

燕去月(つばめさりづき) : 燕は、春に日本にやってきて子育てをし、秋になると南の国に渡っていくので燕去月。旧暦と新暦ではおよそ1カ月のズレがあるため、七十二候の9月の末候に'玄鳥去(つばめさる)'があ

 

雁来月(かりきづき) : 夏鳥の燕が日本を去る一方で、冬鳥の雁がやってくるので雁来月。七十二候にも10月の初候に'鴻雁来(こうがんきたる)'があ

 

竹春(ちくしゅん), 竹の春 : すくすく育ったタケノコは、旧暦8月頃に若葉を茂らせ成長す。その様子を春にたとえて'竹春' '竹の春'という異称が生まれた。

 

建酉月(けんゆうげつ), 酉の月(とりのつき), 酉月(ゆうげつ) : 古くから中国では、一定の位置にあり動かない北極星を中心に1日1回転する北斗七星に興味を示した。そして、北斗七星のひしゃくの形の柄を表す3つの星を'斗柄(とへい)'と呼び、斗柄が夕方どの方角を指しているかをその方角の十二支に当てはめて各月の名を決めた。これを月建(げっけん)という。冬至(旧暦11月)には斗柄が真北を指し、真北は十二支の子の方角のため、建子の月と名づけた。旧暦11月は建子月・子の月・子月、旧暦12月は建丑月・丑の月・丑月、旧暦1月は建寅月・寅の月・寅月……と続き、旧暦8月は建酉月・酉の月・酉月となる。

 

 

 

 

 

9月の和風月名・異称

 

長月(ながつき) : 夜がだんだん長くなる'夜長月(よながづき)'の略で長月(ながつき)になった。また、秋の長雨による'長雨月(ながめづき)'、稲穂が実る'穂長月(ほながづき)'の略だという説もあ

 

稲熟月(いなあがりつき) : 稲穂が熟すから稲熟月。

 

稲刈月(いなかりづき), 小田刈月(おだかりづき) : 田の稲を刈りとる月だから。

 

紅葉月(もみじづき) : 旧暦の9月は、現在の暦では10月上旬から11月上旬ごろにあたり、紅葉の時季なので紅葉月。

 

色取月(いろとりづき), 色取る月(いろとるつき), 彩月(いろどりづき) :木々の葉が色づく月という意味です。

 

菊月(きくづき), 菊開月(きくさきづき), 菊咲月(きくさきづき), 菊見月(きくみづき) : 旧暦9月は、菊の花が咲く月だから。9月9日の'重陽の節句'は菊を用いて行事をするので、別名'菊の節句'という。

 

寝覚月(ねざめづき) : 夜が長いので寝覚めがちなころという意味。

 

詠月(えいげつ) : 月を眺めて詩歌を詠む月という意味。

 

建戌月(けんじゅつげつ), 戌の月(いぬのつき), 戌月(じゅつげつ) : 古くから中国では、一定の位置にあり動かない北極星を中心に1日1回転する北斗七星に興味を示した。そして、北斗七星のひしゃくの形の柄を表す3つの星を'斗柄(とへい)'と呼び、斗柄が夕方どの方角を指しているかをその方角の十二支に当てはめて各月の名を決めた。これを月建(げっけん)という。冬至(旧暦11月)には斗柄が真北を指し、真北は十二支の子の方角のため、建子の月と名づけた。旧暦11月は建子月・子の月・子月、旧暦12月は建丑月・丑の月・丑月、旧暦1月は建寅月・寅の月・寅月……と続き、旧暦9月は建戌月・戌の月・戌月とな

 

 

 

 

10月の和風月名・異称

神無月(かんなづき) :  '神無月'の由来は諸説あ。有力なのは、語源は神をまつる月であることから'神の月'で、'無'はのを意味する'な'である。のちに、全国の神々が出雲に集まり他の地では神がいなくなるため'神無月'になったという俗説ができて広まった、という説。

 

神在月(かみありづき), 神有月(かみありづき) : 全国の神々が出雲に集うので、出雲では'神在月' '神有月'と呼ばれ

 

雷無月(かみなしづき、かみなかりづき) : 10月は雷が鳴らなくなる頃なので。神無月の由来のひとつに、'雷無月'が転じたという説があ

 

醸成月(かみなしづき) : 翌月に行われる'新嘗祭(にいなめさい)'のために、新米で酒を醸(かも)す月という意味。'神無月'の由来のひとつに、'醸成月'が転じたという説があ

 

神嘗月(かんなめづき) : 伊勢神宮で神嘗祭(かんなめさい)が行われる月だから。

 

鎮祭月(ちんさいげつ) : 諸神をまつり、その土地を鎮めるための祭儀を行う月なので鎮祭月。

 

小春(こはる), 小春月(こはるづき) : 旧暦10月頃のよく晴れた温かい天気を小春といい、小春日和の月だから。

 

時雨月(しぐれづき) : 時雨(しぐれ)がみられる月だから。晩秋から初冬にかけて、一時的に降ったりやんだりするにわか雨を'時雨'という。

 

初霜月(はつしもづき) : 初霜が降りる頃という意味。

 

建亥月(けんがいげつ), 亥の月(いのつき), 亥月(がいげつ) : 古くから中国では、一定の位置にあり動かない北極星を中心に、1日1回転する北斗七星に興味を示した。そして、北斗七星のひしゃくの形の柄を表す3つの星を'斗柄(とへい)'と呼び、斗柄が夕方どの方角を指しているかをその方角の十二支に当てはめて各月の名を決めた。これを'月建(げっけん)'という。冬至(旧暦11月)には斗柄が真北を指し、真北は十二支の子の方角のため、建子の月と名づけた。旧暦11月は建子月・子の月・子月、旧暦12月は建丑月・丑の月・丑月、旧暦1月は建寅月・寅の月・寅月……と続き、旧暦10月は建亥月・亥の月・亥月とな

 

 

 

 

11月の和風月名・異称

霜月(しもつき) : 旧暦の11月は、現在の12月頃にあた。霜が降りる時期なので、霜が降る月という意味の'霜降月(しもふりつき)'が略され'霜月'となった。

 

神帰月(かみきづき), 神来月(かみきづき) : 旧暦10月(神無月)に出雲に出かけていた神々が地元帰ってくるので、'神帰月' '神来月'と呼

 

神楽月(かぐらづき) : 神に歌舞を奉納する'神楽'が盛んに行われる月だから。

 

霜見月(しもみづき), 霜降月(しもふりづき) : 霜が降りる月だから。

 

露隠月(つゆごもりづき), 露隠葉月(つゆごもりのはづき) : 冷え込みが厳しくなると、露は凍って霜になるので姿を消す。その様子を、露が隠れてしまったと表現した。

 

雪待月(ゆきまちづき), 雪見月(ゆきみづき) : 雪が降る月だから。旧暦11月は、霜だけではなく雪も降る頃。雪は豊作のしるしで縁起が良いとされたため、'雪待月'には雪を心待ちにしていた様子が表れてい

 

食物月(おしものづき) : その年の収穫を神に感謝する 新嘗祭(にいなめさい。11月23日)が行われ、食物(おしもの)に感謝する月だから。

 

凋月(しぼむつき) : 寒くなり草花がしぼんでいく月という意味。

 

復月(ふくげつ), 陽復(ようふく) : 旧暦では11月に冬至が来る。冬至は1年で最も日が短く、翌日から日が延びていくので、“陰が極まり陽にかえる”とされ、一陽来復(いちようらいふく)という。この一陽来復から'復月' '陽復'になった。

 

建子月(けんしづき), 子の月(ねのつき), 子月(しげつ) : 古くから中国では、一定の位置にあり動かない北極星を中心に1日1回転する北斗七星に興味を示した。そして、北斗七星のひしゃくの形の柄を表す3つの星を'斗柄(とへい)'と呼び、斗柄が夕方どの方角を指しているかをその方角の十二支に当てはめて各月の名を決めた。これを'月建(げっけん)'という。冬至(旧暦11月)には斗柄が真北を指し、真北は十二支の子の方角のため、建子の月と名づけた。旧暦11月は建子月・子の月・子月、旧暦12月は建丑月・丑の月・丑月、旧暦1月は建寅月・寅の月・寅月……と続く。

 

 

 

 

 

12月の和風月名・異称

師走(しわす) : '師走'の漢字はあて字で、語源には諸説あ最も有名なのが、師とはお坊さんのことで、師僧が経をあげるために東西を馳せ走る月なので、師が馳せる月という意味の'師馳す(しはす)'が転訛し、走るという字があてられるようになったという説。普段は落ち着いているお坊さんでさえ走り回るほど忙しい月ということだ。この説は平安末期の辞書などに記載されていが、言語学的な根拠がない民間語源とされていそのほかにも、年が果てるという意味の'年果つ(としはつ)'、年が終わるという意味の'歳終(としはつ)' '歳極(としはつ)'、四季が果てるという意味の'四極(しはつ)'、一年の最後になし終えるという意味の'為果つ(しはつ)'が転訛した、などの説があ

 

極月(ごくげつ) : 1年が極まる最後の月だから。

 

限月(かぎりのつき、かぎりづき) : 年の境目、節目の月という意味。

 

除月(じょげつ) : 古い年を除く月という意味。大晦日の夜を'除夜'と呼ぶのと同じ。

 

暮歳(ぼさい) : 年の暮れという意味。

 

暮古月(くれこげつ、くれこづき) : 古い月(12月)が暮れるから。

 

梅初月(うめはつづき) : 梅が咲き始めるころの月。初春を待ち望む気持ちが込められてい

 

春待月(はるまちづき) : 春を心待ちにする月。新春への期待が込められてい

 

建丑月(けんちゅうげつ), 丑の月(うしのつき), 丑月(ちゅうげつ) : 古くから中国では、一定の位置にあり動かない北極星を中心に1日1回転する北斗七星に興味を示した。そして、北斗七星のひしゃくの形の柄を表す3つの星を'斗柄(とへい)'と呼び、斗柄が夕方どの方角を指しているかをその方角の十二支に当てはめて各月の名を決めた。これを月建(げっけん)という。冬至(旧暦11月)には斗柄が真北を指し、真北は十二支の子の方角のため、建子の月と名づけた。旧暦11月は建子月・子の月・子月、旧暦12月は建丑月・丑の月・丑月……と続く。

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